撮影テクニック
住宅撮影の方法 内観撮影について
今回は内観の撮影方法をご紹介したいと思います!!
内観撮影で弊社が心掛けているポイントを記事にしてみました。
まずは、最良なアングルを探ります。
撮影する場所によって光の当たり方が当然変わりますのでどの時間帯に撮影すると最適か撮影する前に事前によく確認することが大切です。
また部屋の用途や家具の配置にあわせてアングルの高さを工夫することも大切だと思います。
また広角レンズで部屋全体を広く撮影することは、部屋の概要を伝えるのに大切だと思いますが、あまりに画角が広いと説明的になりすぎて画像に面白みがなくなってしまう様に個人的には思っております。

もっと広角なレンズで撮影することも可能ですが、左右の壁面の面積が増えるしリビングがパースがきつくなり奥行きがつきすぎてしまいます。
明るい時間帯に撮影する時に注意することがあります
住宅の内観を撮影するときに天気が良ければ良いほどいいと思われがちですが、実はそうではありません。南側に掃き出し窓の様な大きな窓がある住宅は特にそうですが
直射日光が差し込むことがあります。直射日光が当たってしまうとその部分だけが白トビ(データがない状態)を起こしてしまいます。
白飛びを避けようとして直射日光の部分にカメラの露出を合わせると今度は部屋の中が暗くなってしまいます。
どうしても白トビを避けることができない場合は、白トビが気にならない場所になる時間帯まで待つ等工夫が必要です。

直射日光は、影の落ち方が気にならない場所に移動するまでの忍耐が必要です(笑)

強い直射日光の光を利用してイメージ撮影
部屋の照明の雰囲気を出したい場合は、夕景や夜景が最適
タイトルの通り照明の雰囲気を出したい場合は、周りが暗くなってからの撮影が最適です。
しかし、照明は色温度が統一されていないとあまり雰囲気よく写らない(私の主観ですが….)のでそこは注意が必要です。
ときには電球ごと色温度を揃えるために変えてしまうのも一つの手段かもしれません。またその部分を極力移さない様にアングルを考えるのもいいのかもしれません。
また必然的に長時間露光となりますので、シャッターを切ってる間に外で車が横切ったりしてしまうと部屋の明るさや色に影響を及ぼすことがありますのでそこも注意です。
Text Sugi
ワンストップ建築撮影サービス
家具や雑貨のレンタルとコーディネートも可能な
住宅の魅力を最大限に高めた写真ビジュアルをつくるワンストップ建築撮影サービスです。
写真撮影・レタッチ
Photo

建築撮影に精通した写真家が魅力的に撮影します。外観写真の電線消しなどのレタッチもオプションにて対応します。
家具・雑貨レンタル
搬入・撤収
Interior Rental

撮影用に、家具や雑貨等をレンタルいたします。手配〜搬入・撤収まで専門業者と提携して行います。
イメージ提案
コーディネート
Coordinate

対象物件の図面やパース・スマホ写真等をお見せいただきイメージに合わせた家具や雑貨のコーディネートをご提案します。