今回は、前回に引き続き住宅の内観撮影するときのポイントを考察いたしました。

照明や外光を考慮します。

和室は、自然光が入る様に考慮されて作られていることが多いです。

照明も色温度が低く温かみがあり、柔らかい光で落ち着いた雰囲気を出すものが多い気がします。

撮影時には、照明の特徴的な光と外光のバランスを適切にすることが重要だと思ってます。例えば、

室内の照明が明るすぎる場合は、外光の光が弱すぎたりまたが逆の場合もあります。

ですので、時間帯や天気を伺って一番良いタイミングで撮影することが重要だと思ってます。

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照明と外の光に注意を払いながら撮影します。

 

畳の表情を大切にする

和室の多くは畳が使われています。(例外もあります)

畳の表情をしっかり出すためにも順光や逆光は避けた方がいいかもしれません。

順光の場合は、影ができないので畳の質感が出ないし、逆光の場合は反射して畳本来の色が出にくいです。

しかしあえて逆光で影を生かした撮影もカッコ良いイメージで撮影できる時もあります。

畳の表情がわかりやすく

畳の表情がわかりやすく

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あえて逆光で

 

和室特有のインテリアを生かします。

和室には、座卓や襖、障子など、日本独自のインテリアが多く存在します。これを取り込むことで、より和風の雰囲気が増します。

逆に他の部屋との統一感が損なわれる場合は、こういったインテリアエレメントを極力排除することで和風の雰囲気を軽減して行きます。

また中庭等が存在する場合は、中庭の様子がわかる画像も撮影します。

インテリアエレメントを強調したカットです

インテリアエレメントを強調したカットです

 

中庭の様子も抑えます。

Text Sugi