今回は住宅撮影、建築撮影に欠かせない広角レンズについてなのですが、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した(といっても結構前ですが)キャノンのEF11-24F4というズームレンズについて記事にしてみたいと思います。

このレンズは、キャノンのレンズでは魚眼レンズを除くと一番画角が広いレンズです。そして金額も震えるぐらいに高い・・・・汗

興味ございましたら、キャノンのホームページで確認してみてください。

引用元 キャノンオフィシャルホームページ

 

キャノンホームページ

https://cweb.canon.jp/ef/lineup/wide-zoom/ef11-24-f4l-usm/

 

このレンズの何がすごいかというと、ズームレンズなのに解像度がとても高いのと、球面の収差や歪曲収差がほとんどない。(一般的にはズームレンズの方が単焦点レンズより内蔵されているレンズ枚数が多いので解像度が単焦点レンズより落ちるみたいです。)、周辺光量の落ち込みが少ない。

歪曲収差とは?

歪曲収差とは、わかりやすいものでいうと矩形撮影しても矩形として表現できていない事を言います。フィッシュアイ(魚眼レンズは、この現象を積極的に使ったレンズです)

短い焦点距離では、特に樽型に歪曲します。(レンズは、球面なんで当たり前といえば当たり前なのかもしれませんが。)

canon EF11-24レンズは、この現象が本当にわずかです。フォトショップなどで後からレンズプロファイルで修正できるのですが、レンズの収差が上下左右が対象になってるとは限らないので、補正しても画面の下の部分だけ少し歪むとか横が少し歪むという現象が起きてしまいます。真正面で建物を撮影するとこの少しの歪みがとても気になります。

canon EF11-24レンズは、収差が少ないためビシッと真正面の絵が決まります。そして画面そ隅々までシャープに写ります。