几帳面ってしてますかぁー?

みなさん几帳面って言葉よく使いませんか?

物事をきちんと隅々まで丁寧にこなす人のことを、「あの人は、几帳面な人だ」とか言いますよね。

これも建築用語だったのには、ビビりました。

これは、昔几帳という間仕切りに使われた柱に掘られた装飾方法が几帳面と呼ばれていて、この細かい装飾は、職人が正確に作業して初めてできる装飾であり細かく高度な技術を要したらしいです。

几帳面。 確かにきめ細かな職人さんじゃなきゃできないかもしれません。 出展:goo国語辞書

これが転じてものごとを細かくきっちり行う人のことを几帳面な人とか呼ばれるようになったらしいです。

ちなみにテキスト(教科書みたいなもの)だとおまけみたいな扱いでおそらくテストには出ないでしょう(笑)

でも人に教えると結構驚いてくれるので居酒屋トークの場つなぎにはもってこいかもしれません。(知りませんが)

他にも造作に使う面取りには、いろいろありまして例えば、銀杏面とか猿某面とか(天井の竿縁に使われる)サジ面等々(こっちは出るかも)。

面取り

たくさんあります。
うーんマニアック!!
出展:住宅建築専門用語辞典

こういう普段あまりじっくり見ない造作の面取りというマニアックなところにこだわるのはすごくいい意味で日本的ですばらしいなあと感心した今日この頃です。

 

Text sugi