撮影テクニック
建築写真の室内の撮影方法について03
建築撮影で和室を撮影する時のコツ
今回は、和室の撮影についてですが基本的に和室は正面で撮るとかっこよくなると思ってます。しかしカメラの引きが取れない場合や床の間や造作のものが映らない場合は、この限りではないと思います。

前回も触れましたが、天井面を写しすぎると畳部分の写る部分が少なくなってきて狭く見えてきてしまうので注意が必要です。
もう一つ注意として小上がりの和室だったりする場合は、小上がりになってることがわかるカットも必要となります。

小上がりがわかるように撮影
このカットでは、壁を利用しまして以前ブログでも書かせて頂きました額縁構図を使い和室に視線が集中するようにしてみました。
下記リンクで記事にしてますので、興味のある方は一度参照にしてみて下さい。
珪藻土のような塗りの壁の場合その塗りの質感まで伝わるとなおベストです。
なんとなく塗った感じが(照明付近)わかりますでしょうか・・
時間帯による逆光に気をつけろ!!
最後に逆光で強い日差しが差していると畳のディテールが白く飛んでしまいます。また畳は、すごく明るいのにその周辺は著しく暗くなってしまうということが起こってしまいます。こうなってしまうと、あまりいい写真ではないというかすごく見づらい写真になってしまいます。
解決法①
逆光に対抗すべく逆方向から照明を使う。(注意点としては、強すぎるととても不自然な写真になってしまうのでナチュラルに感じるような出力で留めなければいけません)
解決法②
時間帯で直射日光が入らないときに撮影する。結局のところ住宅撮影をするときには、この時間帯にLDを撮影するとか一番陽の光が良いときに撮影できるようにカット割りを、細かくスケジューリングする必要があります。(このカットは、午後がいいとか。このカットは早朝だとか)
だから結局のところカット数が、多かろうが少なかろうが1日撮影になってしまうんです。ハイ。
Text Sugi
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