ミックス光という色々な光が混じってしまうシュチュエーション

住宅撮影のコツの最初の記事でも触れた件なのですが、住宅撮影でよくあるシュチュエーションですが、キッチンの照明は結構、「暖色系(電球色)」のLEDライトを使用していることが多いです。恐らく電球色にすることで、暖かい雰囲気を演出したり、料理を美味しそうに見えたりする効果を演出していると思います。

しかし、リビングダイニングの照明は、「寒色(白昼色)」のLED照明が使われていることが多いです。こちらの色の特性としては、すっきり。爽やか。明るい。勉強や作業がはかどる。細かいものが見やすい。という効果があります。真昼の太陽光といったところです。

この二つの照明の色温度の差は、以前にも記事に書きましたがおよそ2500ケルビンほどの差があります。このふたつの光が混ざり合った場所は、人間の目だと違和感を感じませんが、カメラで写すと色の差がはっきり出ますのでこの現象が、私は好きではありません。外の光がサンサンと入ってきている時は、そんなに気にならない時もありますが縦長のLDKのお部屋だとどうしてもキッチンの方が暗くなってしまいます。

この暗いところを、暖色系のライトで補おうとすると、手前がオレンジ、奥が白色なんて現象が起きます。

これは、これで自然な印象かもしれませんが、(人の好みに別れる)自分は避けて撮影してます。やり方としては、色々とありますが画像加工ソフトで力技で直すこともできますし。。。しかし、とても時間がかかる作業となってしまうので、なるべく現場で詰めて起きたいところです。

 

サンプルの画像を貼りたいのですが、現場でなかなか撮影する余裕がありませんので、時期を見てこの記事に後日貼り付けたいと思います。

 

Text Sugi