色温度による、時間帯シュチュエーションの表現

住宅撮影の時は、カメラ側の色温度の設定を変えることにより写真での時間帯を表現するのに使います。

昔は、レンズの前玉もしくは、後玉に、ライトバランスフィルターというのをつけて色を補正したり転ばしたりしたのですが、今ではカメラのダイヤル一つで、細かく設定できるんです。

ダイヤル一つで色温度の設定ができます!!

 

 

どうやって時間帯を写真の中で写真表現するのかというと、青みの帯びた色味の写真で朝っぽい、白く爽やかな色味で昼っぽいとか、暖色の暖かい色味で夜っぽいとかを表現するんです。

夜景の色味も青っぽくすると都会っぽい雰囲気になったりします。

 

しかしマニアックなことに色をどの位、転ばせるか?というのは、時代時代で変化してきています。この流行りを敏感に感じ取って色温度を調整したいところです。もちろん、暖色のライトが実際には設置されているのに写真では、青く写ってるというようなことはあってはなりませんが……

 

せっかくモダンかっこいい家であっても色温度の調整と選択を間違ってしまうと写真の仕上がりが古臭い台無しになってしまいます。

 

Text sugi