本日は、業務用ジェネレーターのお話をします。

業務用ジェネレーターとは、スタジオライティングで使用する照明機材のことです。よく見る、カメラの上につける小さいストロボ(クリップオンストロボ)ではなく、写真館で記念写真の時に、光ってるアレがそうです。

カメラについてるストロボは、電源が乾電池の為光の量が少ないのですが業務用の証明は、電気を貯めるところ(ジェネレーター)と発光する部分(ストロボ)が別々で、このジェネレーターが大容量の光を貯めることができるのです。どのくらいクリップオンと業務用のジェネレーターの出力が違うかというと、クリップオンが100wsにたいして、業務用ジェネレーターは、2400Wsなのです。5000wsという高出力もあります!!!

発光させる部分と、電気を貯める部分が別々となっています。 写真館とかで、見かけることもあると思います

 

 

しかし、デジタルカメラの技術の発展により、ISO感度をあげても画像の劣化が起こりにくい為、そこまで高出力のジェネレーターが必要なくなってきました。どちらかというとどこまで出力を落とせるか?という機能の方が重要になってきました。

しかしながら、建築撮影やマンションのモデルルームなど太陽光が入ってきたりすると外光(ここでいう太陽光)の影響を受けずに撮影したい時などは、まだまだ高出力、大光量のジェネレーターが必要なのです。(要するに、太陽光よりも明るい瞬間光の光源が欲しいのです。太陽頼みで全て撮影してしまうとその日の天候や日の向きによって写真の出来が左右されてしまうからです。)

弊社でよく使っているジェネエレーターは、フォトナというメーカーのHERO(ヒーロー)という機種をメインに使っています。

ダイヤル式で幅広い調光が可能です。

 

こいつが、なかなか優れていて、最低出力25ws〜2400wsまでと幅広い調光が可能+調光がデジタルなので数字を目安に正確な調光が可能なのです。(アナログ調光は、アナログでいい所もありますが。壊れにくいとか)同じ業界の方からすれば結構当然の機能かもしれませんが、私がアシスタント時代の時はアナログ調光+高出力オンリーか、低出力オンリーのジェネレーターしか会社にありませんでしたので、撮影案件やフィルムで撮影するのか(世代がバレる,汗)、デジタルカメラで撮影するのかで、ロケ撮影の時はその都度、持っていくジェネレーターを変えていたし、なんなら両方持ってくこともありました。(これが重くて大変)

テスト撮影のポラロイドを温めてる時に、よく現像液がはみ出て肌がかぶれる敏感肌の私です……

 

 

話長くなってきましたので一旦ここまでとします(汗

このシリーズ読む人いるんか?とも思いますが、続けます(笑)

TEXT Sugimura