逆光

だいたい避けて撮影したがる陽の方向だと思いますが、実は違うんです。確かにそのままカメラ任せで撮影してしまって陥りがちなのが被写体が影で暗くなる→しっかり写ってない→失敗した。という風になることが多いのですが、被写体の暗い部分の露出(明るさ)をコントロールすればいいんです!!

ただしあえて暗くして被写体をシルエットにしたりということもあります。

ビルの光に露出を合わせて、手前の通行人をシルエットにしてみる

 

 

逆光で撮影すると、被写体と背景の明暗差がとても大きくなります。逆光で暗い被写体を明るめの露出で撮影すると当然背景はもっと明るくなりハイキーでドラマチックな表現ができます。

ステンドガラスやガラスの瓶などを逆光(光が被写体を透き通るので透過光とも言います)で撮影することで、透明感を表現することが出来ます。

グラスの向こう側から、光を透過することでワインの透明感を演出

テーブルフォト、例えば料理なんかを逆光で撮影すると、瑞々しい感じやツヤツヤ感がでて美味しそうな雰囲気で撮影出来ます。

料理を逆光で撮影して、シズル感を出してみる

 

Text Sugimura