撮影テクニック
住宅撮影のコツ 01 〜色温度が結構肝な件編〜
色温度…….
これが、建築撮影でも結構難解でしかもこれ一つで、イメージがガラリと変わります。
色温度とは、太陽光や自然光、ストロボ等の照明が発する光の色を表すための尺度のようなものです。
単位は、K(ケルビン)と言います。
非常にわかりやすい参考の表を拝借してきました!!下記参照にしてみてください。

色温度のグラフです
出展 マックスレイ様
http://13.112.107.213/index.html
簡単にいえば、色温度が低いほどアンバー(暖色系)の色になっていき、逆に高いと青みを帯びていきます。
マンションや戸建の照明は暖色系の物が多く使われている傾向があります。(特にキッチンやダイニング周り)
リビングは、シーリングの照明は白昼色(上の図でいうと5300K)で設定されてることが多いです。しかし間接照明はアンバーに設定されていることが多いです。これが撮影するときは結構難解な問題で、シーリングの色温度を設定できる機能のついた照明ならば問題ないのですが、変えれない場合は赤みを帯びた光と青みを帯びた光が混ざっていわゆるミックス光という状態になります。また外から入ってくる太陽光は、おおよそ5300Kで、室内が暖色系の照明だとおおよそ2800Kで、色温度にすごく開きがあります。ですからこれも混じり合う箇所は、色がmixされてしまいます。
このmixされた状態が、本当のそのお部屋の状態だからこのままで良いということもありますし、撮影する人の趣味や趣向にもよると思いますが、私は、なるべくmix光にならないように撮影をしております。
写真を実際に撮ってみて色温度の数値の違いを比較した記事を次回アップしたいと思ってます。
Text Sugimura
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