外観の時に写り込んだ不要物を削除する。

以前、岐阜の物件の記事で、室外機を力技で葬り去ったということをちらっと書いたのですが、この修正のプロセスとビフォー、アフターを見て頂く記事があってもいいのではないかと思いまして今回記事として書いてみることにしました。

早速ビフォーの画像を貼ります。

仮設トイレが写ってるー(涙

仮設置の室外機がー

いろいろうつってるぅー

修正前の画像を見られるのは、素っ裸の自分見られてるみたいでおはずかしいですな。。。。。

 

上記1枚目や2枚目のように割と小さい場合には、削除する難易度は比較的下がります。しかし、三枚目みたいに建物の窓にも思いっきり被ってるし後ろの景色どうなってんだ?って感じになると難易度は、飛躍的に上がります。

ただ画像修正の本当の所は、本当に画像上にあるものを消去するのではなく、消えているように見せているといった方が近いかもしれません。

端的にいうと、不要物の後ろがおそらくこういう感じであろうと想像もしくは、現地で確認しておき、似たような色や質感を画像の一部分から持ってきて、不要物の上に塗りつぶすというような形で作業してきます。

ですから、不要物が被ってる場所の後ろの背景がシンプルであればあるほど簡単で、不要物の後ろが複雑だと難しくなります。そう考えると、三枚目って結構震えませんか?まぁもっと震えるやつも山ほどありますが…..(笑

 

1枚目の画像は、後ろの空き地の砂利とビニールハウスを継ぎ足して行きます。そして、手前の外構部分に敷いてある砂利の部分の画像をトイレにかぶせて行きます。

で、完成しますと、下記のようになります。(空も差し替えてますが、それはまた次回記事にして見たいと思います!!)

消した部分が解り見比べるとなんとなく消した所がわかると思います(汗

(今回の記事用で消去した所が伝わるようにしてあります。納品時は、精度あがりますので。。。。よろしくお願い致します)

 

 

室外機の場合は、雨といの部分も隠れてしまってるので、すぐ横の雨といと壁の画像を切り抜いて室外機の上に貼り付けて隠しました。以下完成画像です。

こちらは、不要物の後ろが煩雑ではないのですぐに修正できました。

そして最後は、

横壁面丸ごと移植です。且つ、砂利の部分も別の場所から移植してきて、扇風機とバケツの上にかぶせて行きます。

かぶせたつなぎ目に違和感が出ないようにぼかしを入れていくのが重要です。

しかし伊吹山が、綺麗ですね。画面中央やや左の雪の被ったお山です。

横壁面は、不要物が物件と被らない角度を探し、素材として撮影をしておきます。

それを、無理やりはめ込んでおります。そして後ろの田園風景は、想像で付け足しました(汗

 

今回は、不要物のレタッチについて記事に致しました。外観でもう一つよくあるのが、青空の合成です。

こんどは、青空の合成も記事にして見たいと思っております。

 

Text Sugi