今回は、被写体に対してどのように光が当たると絵になるのかを、考察してみたいと思います。

タイトルが光のさす方向なんて、90年代のジャパニーズHIPHOPの曲名にありそうな感じですね‥‥(そうでもないか)

余談は、さて置いてなんですが(笑)

光の向きを意識して構図との組み合わせがうまくマッチングすると良い絵の写真が撮影出来ると思います。細かくいうと光の向き+光の質が大切になると思ってます。があまり具体的に記事にしてしまうと私の家の釜の蓋が開かなくなってしまいますので‥‥というのは、冗談なんですがすごく長文になってしまいますので、光の向きだけをピックアップしていきたいと思います。

光の方向は、大きく分けて3つあると思ってます。

①順光

②斜光

③逆光

まずは、順光です。

順光は、撮影者の背中側に太陽がある状態。被写体の正面に光が当たる状態です。

学校等で、集合写真を撮影するときにカメラマンの真上にある白い傘が、ピカっとひかるの見たことないでしょうか?アレです。あれは、順光を人工的に作り出しています。

順光の特徴としては、色がくっきりと出ることです。青空が、青く!海が青く!

古いスマホのカメラで撮影しても順光だとこの彩度!!

 

しかしデメリットとしては、のっぺりとした、立体感のない写真になてしまいます。(集合写真の場合は、作品というよりは記録としての意味合いが強いので、くっきり、はっきり写る順光のライティングが多いのです。)

 

 

人物を順光で撮影すると、眩しいので目が細めになりがちになったりしかめっ面になりがちなのであまりポートレートには向かないんじゃないでしょうか。あえて、順光で撮影するということもありますが。

Text Sugimura