初めまして、iedoriスタッフの北出です。

今回は、建物の外観撮影について記事にしてみようと思います。

 

外観撮影で大事なことの一つは、天気です。

雨が降っていては、窓や建物なども濡れてしまい撮影自体向きません。

(しかし、雨上がりに夜景を撮ると濡れた路面に光が反射して雰囲気良く撮ることが出来ます。)

 

曇りの日には、影が全く無くなり写真がどんよりしてしまい

雰囲気が出ません。(勿論曇り空の方が良いという状況も当然あります。)

 

「ならば晴れの日に撮影すればいいじゃないか?」

となりますが、それも注意が必要です。

 

何故なら晴れていると影が強くなるので、電信柱や電線、隣の家やマンションの影が、

建築物にかかってしまうことが多々あります。

特に冬場だと太陽が低いので影が長く伸び、建物にかかってしまうことが多いです。

 

しかし、影がかかるリスクがあるにも関わらず、

晴れの日が良いのはなぜなのかというと

外壁やタイルなどに強い陰影で表情が生まれるからです。

 

住宅の外壁のこだわりを見せたいと思うとやはり晴れの日が良いのです。

ですが単に陽が当たっていればいいとは限りません。

重要なのは、被写体に対する太陽の位置です。

 

引用元URL : https://www.nichiha.co.jp/  引用元   ニチハ株式会

 

 

上の画像は、引用させて頂いてますが、太陽とタイルの位置関係が良好だとここまでタイルに表情が出ます。

撮影現場では、常にパーフェクトな状況はむずかしいですが(時間や納期が限られているので)

与えられた現状の中でベストな選択ができるように、こういうことも踏まえて撮影を心がけております。

 

Text Hayato K