建築写真のカメラレンズ

 

こんにちは。コマーシャルスタジオKOOの杉村です。

今日は、建築撮影ってどんなカメラやレンズで撮影しているの?という疑問にお答えします。

 

 

レンズは、基本的に「広角レンズ」

建築撮影は、基本的に広角レンズを使用します。

カメラのレンズには、「広角レンズ」「標準レンズ」「望遠レンズ」などがあり、それぞれ特徴があります。その中でも建物を撮影するときは「広角レンズ」を使用します。その理由含めて、「広角レンズ」の特徴をお伝えします。

 

①広く撮れる

一般によく馴染みのあるレンズは「望遠レンズ」だと思います。

望遠は、望遠鏡の望遠。遠くの被写体がアップで撮れるレンズです。

 

それに対し広角レンズは、その名の通り「広い角度」で撮れるレンズです。近くのものでも遠くにあるように、広いように見えるため、建物を広く見せたいときに非常に有効になります。

 

②ピントが全てに合う

望遠レンズは、被写体にピントを合わせたら背景がボケる特性があります。

それに対し広角レンズは、写真の全面的にピントが合う特性があります。近くのテーブルから奥のキッチンまでピントを合わせることができるため、建物のディテールをよく見せることができます。

 

③焦点距離(mm)は、11〜24mm程度

レンズが広角か望遠かを確認する時は、「焦点距離」を見るとわかります。

例えば以下のようなレンズがあります。

EF11-24mmF4L USM

引用:Canon Webサイトより

 

 

その他、建築撮影ではよくシフトレンズというレンズも使います。

シフトレンズについては別記事でご紹介します。

 

 

カメラ(センサーサイズ)は「APS-C」よりも「35mmフルサイズ」

カメラにはセンサーサイズが様々あります。主なセンサーサイズの種類は「APS-C」「35mmフルサイズ」というものがあります。カメラを少し学んだ方であればご存知かもしれませんね。

カメラのスペックにも書いてあります。

 

引用:Canon webサイト(https://cweb.canon.jp/eos/special/beginner/column24/)より

 

①35mmフルサイズの特徴

昔のフィルムカメラ(35mmフィルムカメラ)で使用されたフィルムのサイズ(24 mm×36 mm)に近いセンサーサイズを持つカメラを35mmフルサイズと言います。

APS-Cサイズのものよりセンサーサイズが大きく、より多くの情報を取り入れることができるため、高画質な写真が撮影できます

画角も、35mmフィルムカメラと同じ画角で撮影することができます。

ただし、センサーが大きい分ボディサイズや重さも大きくなり、価格も高いカメラとなります。

 

②APS-Cの特徴

一方のAPS-Cは、35mmフルサイズに比べ、約40%程度のセンサーサイズです。

そのため、同じレンズを使用しても画像をトリミングしているような感じになるため、感覚としてはおおよそ1.6倍程の望遠になります。例えば12mmのレンズを使用してもAPS-Cの場合は18〜20mm程の画角となり、35mmフルサイズだと入るはずだった画角が入らないということが生じてしまいます。

 

ちょっと難しいですよね。。。

またセンサーサイズの違いについては別記事でお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

ということで、空間を広く見せたい建築撮影には、「広角レンズ」+「35mmフルサイズ」がオススメ。

iedoriでも、基本的にこのカメラ・レンズセットで撮影しています。

撮影のお立ち会いの際に、よかったらチェックしてみてくださいね!